産み分けを希望するときに重要なのが排卵日を特定することです。

女の子を産みたい方は、それに合わせて妊活を進めていく必要があります。

ただ、排卵日と言われても、普通に生活しているうえで特定するのは難しいですよね。産み分けの場合は特に「この日あたりかな?」とざっくり考えることもできません。

そこでなるべく正確に排卵日を予測するために、把握しておきたいのが基礎体温なのです。基礎体温とは何なのか、詳しくチェックしていきましょう!

そもそも排卵日とは?

そもそも排卵日とは何か、詳しく知っていますか?排卵日が妊娠しやすいということは知っている人が多いかもしれませんが、なぜ排卵日に妊娠しやすいのでしょう?

排卵とは卵巣というところでつくられた卵子が、子宮内に飛び出すことをいいます。

飛び出した卵子は卵管というところに移動します。このタイミングで精子と出会い、受精卵となったものが子宮の内側の膜にくっつくと妊娠となるわけです。

卵子の寿命は1日程度。それ以降は機能しなくなってしまいます。排卵した日が妊娠しやすいのは、こういったメカニズムが関係しているのです。

基礎体温とは?

産み分けを実践する際、男の子が欲しい場合は排卵日直前か当日、女の子が欲しい場合は排卵日の2~3日前に性交(射精)するのがベストです。どちらの場合も排卵日を特定することが必須条件となってくるわけですが、この排卵日特定の目安となるのが基礎体温です。

基礎体温とは、朝目覚めてすぐの安静時の体温のこと。排卵前後はこの基礎体温の変化がみられるため、排卵日を特定しやすくなります。

基礎体温は次の3つの周期に分けることができます。

低温気

月経(生理)開始から排卵前までは、比較的体温が低くなる期間です。

体温には個人差はありますが、体温が高い期間に比べると0.3~0.5℃ほど低くなります。体内では女性ホルモンであるエストロゲン(卵胞ホルモン)が優位になっている期間で、卵巣で卵子が熟成される期間でもあります。排卵に向けての準備期間、といったところですね。

高温期

排卵後から月経(生理)直前までは、比較的体温が高くなる期間です。

排卵が行われると、卵子をつくりだした後の卵胞が黄体という組織に変わり、女性ホルモンである“プロゲステロン(黄体ホルモン)”を分泌するようになります。プロゲステロンは妊娠の準備をするホルモンです。

子宮内膜を分厚くする、体に水分を溜めこむなど…妊娠に備えた働きをしてくれます。体温が高くなるのも、このプロゲステロンの働きの一つです。高温期は通常14日程度続きます。

排卵期

低温気から高温期に移り変わる期間です。

このときの基礎体温の特徴は、低温気の体温よりもさらにぐっと低くなること。そしてそこから1日程度で体温がぐっと高くなります。

この短い期間の中のどこかに、排卵日は含まれます。低温気中にがくっと基礎体温が下がったら排卵日が近い証拠であると覚えておきましょう。

基礎体温を計ってみよう!

基礎体温から排卵日を予測するためには、正しい計り方を意識する必要があります。次のポイントに気をつけながら、基礎体温を計ってみましょう!

・基礎体温の用意
基礎体温をより正確に計るためにも、“基礎体温計”を用意しましょう。基礎体温計であれば、小数点以下2桁まで計測することができます。

・起き上がる前に計る
目覚めてから行動し始めると体温は上がってしまいます。なるべく起きてそのまま計れるように、基礎体温計は枕元に準備を!計る時間は毎日同じがベストです。

・舌の裏側で計る
基礎体温計は舌の裏側にあてて計ります。舌の裏中央にある筋の、根元部分にあてるようにしましょう。

・安静にしたまま計る
計っている最中もなるべく動かないようにしましょう。ゆっくりとリラックスして、安静にした状態で計ります。

・継続して計る
基礎体温の計測は、1ヵ月だけでリズムを把握することは難しいです。2~3ヵ月記録をつけて、自分の基礎体温がどのように変化しやすいのかをチェックすると、排卵日も特定しやすくなります。

基礎体温が乱れていると産み分けはできない?

基礎体温が低温気と高温期にきれいに分かれていない場合、排卵日がいつなのか特定しづらくなります。そのため女の子を産みたいと思っても産み分けの計画も立てづらく、成功する確率も低くなってしまいます。

また低温気や高温期の期間が不安定な場合は、次のようなトラブルが起こっている可能性も考えられます。

黄体機能不全

排卵後には本来、黄体ホルモンが分泌され、それによって体が妊娠の準備を始めます。この機能がうまく働かないことを“黄体機能不全”といいます。黄体機能不全の場合、体温を高く維持できないため、高温期が短い(10日以内に終わってしまう)、低体温と高体温を繰り返す、などの症状がみられます。

無排卵

低温気が長い場合は、排卵が正常におこなわれていない場合があります。また低温気のまま生理がきてしまうことを無排卵月経といいます。

これらの可能性がある場合は、産み分けどころか妊娠もしづらい状態と言えます。基礎体温を記録して異変を感じたら、一度クリニックに相談してみましょう。